不振により二軍落ちしていた巨人・丸佳浩外野手(32)が、一軍復帰となった18日の阪神戦(甲子園)で1安打1四球の活躍を見せた。

「3番・中堅」で出場した丸は初回、虎先発・西勇から四球を選び好機を広げると、7回一死から右前打を放った。

 1―7での敗戦後、原監督は「(丸に)1本出たので。本人も少しね、まあ、明日またいい精神状態で臨めるんじゃないでしょうかね」とうなずいた。元木ヘッドも「これから、これから。まああんなもんじゃないから」と期待を寄せた。

 今月6日には二軍調整中の丸の元を長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督が訪れ、直接指導していた。丸は「今は負けて悔しいですけど、明日につながる一本だと思う。試合は待ってくれませんから、切り替えて前だけ向いてやっていきます」と次戦に向け、意気込んだ。