ソフトB・内川 “トーク番長”で侍けん引

2014年11月09日 09時00分

侍ジャパンの全体ミーティングで阪神・藤浪(左)と握手をかわす内川。中央はDeNA井納

 日本一軍団が侍ジャパンでもチームを盛上げる。12日に始まる日米野球に向け、小久保監督率いる日本代表のメンバーが8日、福岡市内のホテルに集合した。今日9日、ヤフオクドームでの全体練習で始動する。ソフトバンクから初選出された若手の注目株・柳田は走攻守すべてでメジャー選手にアピールする構え。同じく鷹戦士で日本代表の常連・内川は“トーク番長”としてもチームに貢献する。

 

 今季日本一に輝いたソフトバンク勢。初選出となった柳田は「メジャーのすごい選手が間近ですごいプレーをするのを脳裏に焼き付けたい。今後に生かすためにも、しっかり見て学びたい」と抱負を語った。

 

 今季打率3割1分7厘、15本塁打、70打点、33盗塁と過去最高の結果を残した。6日にはゴールデングラブ賞も初受賞。堂々の成績を手にしただけに「走攻守、全部。こういう日本人もいるんだというのをアピールしたい」と代表でもメジャーリーガー相手に持ち前の力を存分に発揮するつもりだ。

 

 一方、日本シリーズMVPに輝いた内川は2009、13年と2度のWBCを経験。今回はオリックス・糸井に次ぐ年長者だ。右打者では中日・落合GMに並ぶ7年連続3割という圧倒的な実績を持つだけに、若手にとっては偉大な存在。そこで「自分が若いころは、年上の選手が話しかけてくれるのがうれしかった。一つのチームとして形をつくる上で、遠慮せずにものを言えるチームにしたい。自分から話しかけに行くことが大事なのかなと思う」と“トーク番長”としてもチームをけん引する構えだ。

 

 キャプテンに指名された楽天・嶋らとともにベテランとして、17年のWBCに向けたチームをつくることも自らの役割と認識しているが「今回選ばれたのは『2017年までやれ』ということの裏返しだと思っている」ともちろん自身3度目のWBC出場を視野に入れている。3年後は35歳になるが、まだまだ代表の座を譲るつもりはない。

 

 小久保監督はともに汗を流してきた間柄。それだけに「(小久保監督が)侍の監督になってから、いつか自分もと思ってきた。うれしいが、選手同士でやってた時とは違う。迷惑をかけないようにしたい」(内川)と気を引き締めた。

 

 チームは明日10日の壮行試合(ソフトバンク・日本ハム連合チーム戦)を皮切りに7試合を戦う。鷹ナインは、侍ジャパンでも日本一パワーでチームをけん引していく。