あいさつ代わりの一発だ。ロッテから交換トレードで中日に移籍した加藤翔平外野手(30)が18日のヤクルト戦(神宮)の第1打席でいきなり本塁打を放った。

「8番・右翼」で先発出場した加藤は0―2で迎えた3回一死の場面でヤクルト先発・石川の初球をジャストミート。打球は左翼席に飛び込む移籍後初アーチとなった。

「打ったのはスライダーです。少しつまったので、スタンドまでどうかなと思ったのですが、いろんな人の気持ちがスタンドまで運んでくれたと思います」という加藤はロッテ時代のプロ初打席(2013年5月12日の楽天戦)でも初球アーチを決めている。貧打に悩む中日にとって頼もしい新戦力となりそうだ。