ヤクルト・村上宗隆内野手(21)が18日の中日戦(神宮)の初回、リーグトップをひた走る21号先制2ランを放った。

 村上は「4番・三塁」で先発出場。先頭の塩見が左前打で出塁、盗塁を決め二死二塁で迎えた第1打席。追い込まれてから防御率、奪三振セ・リーグ1位の中日先発・柳が外角低めに投じたカットボールを一閃。ライナー性の打球は右中間席に突き刺さった。

 東京五輪野球日本代表に選出された自らを祝う祝砲となった。代表最年少の21歳ながら正三塁手として活躍が期待される若き侍は「シーズン再開して一発目だったのでチームを勢いつけるためにも先制点が欲しかった。追い込まれていたんですけどシッカリと自分のスイングができました」と振り返った。