東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」に選出された西武・源田壮亮内野手(28)が16日、自ら祝砲を放った。

 この日、午前11時から都内で行われた稲葉篤紀監督(48)による侍メンバー24人の発表で、西武からは4年目右腕・平良海馬投手(21)とともに選出された主将・源田。「本当に光栄でうれしい気持ちでいっぱい。(本番が)近づいてきたら緊張感も出てくると思うが今は自分のことでいっぱい、いっぱい。与えられたところでしっかりと仕事をこなすことが役割だと思うので、どういう場面、状況でもしっかり仕事が果たせるように準備していきたい」と、その責任感を語った。

 この日も午後1時から行われたイースタン・リーグ、日本ハム戦(カーミニーク)に「2番・遊撃」でスタメン出場。第1打席は二併殺打だったが、2―0で迎えた3回先頭の第2打席で日本ハム先発・望月の内角低めストレートを完璧にとらえ、右翼へイースタン・リーグ初本塁打を放った。

 新型コロナ感染からの実戦復帰を果たした前日のイースタン・リーグ初安打に続く快音。侍ジャパン選出へ自ら祝砲を打ち上げ、18日からのロッテ戦(メットライフ)での一軍復帰へこれ以上ないアピールを行った。