ドジャース傘下3Aオクラホマシティーに所属していたランへル・ラベロ内野手(29)がオリックスと合意間近だとキューバ球界に精通しているフランシス・ロメロ記者が15日(日本時間16日)に自身のツイッターで伝えた。年俸、契約年数などには触れていない。同記者は14日(同15日)にラベロの日本球界入りを速報していた。

 ラベロは右投げ右打ちで一塁と外野を守り、今季26試合で91打数37安打、打率4割7厘、8本塁打、27打点と好調。3A通算は打率3割、50本塁打、263打点。ロメロ記者は結果を出しているものの、メジャー昇格が見込めなかったことで日本行きを決断したと伝えた。

 キューバ出身のラベロは2010年のドラフトでホワイトソックスから6巡目(全体188位)で指名され入団。アスレチックス、カージナルスを経て今年ドジャースとマイナー契約していた。19年にメジャーデビューし、通算42試合で74打数13安打、打率1割8分9厘、3本塁打、13打点。

 交流戦で11年ぶりに優勝し、25年ぶりのリーグVを狙うオリックスにとって頼もしい存在になりそうだ。