中日浮上のカギ握る高橋周平 打撃低迷長引けば…「三遊間入れ替え」の危機

2021年06月15日 05時15分

交流戦終盤は当たりが止まった中日・高橋

 7年ぶりに交流戦を勝ち越した中日は、18日から再開されるリーグ戦で上位進出を目指す。与田監督は「本塁打数が多少増えた。得点力はまだ低いが、チャンスで一本が出るようになってきたり、レギュラーシーズンではなかったような勝負強さが出てきたと思う」と打線に手応えを感じているが、OBや関係者はクリーンアップの一角を担う高橋周平内野手(27)の調子がなかなか上がらないことを心配している。

 高橋周は10日の楽天戦から4試合連続ノーヒット。打率2割6分5厘、4本塁打、20打点の成績は阪神・大山、巨人・岡本和、ヤクルト・村上、DeNA・宮崎らライバル球団のホットコーナーを守る選手に比べると大きく見劣りしてしまう。開幕前には東京五輪での侍ジャパン入りも期待されていたが、いつの間にかそんな声も聞かれなくなった。

 リーグ戦再開後は2位・ヤクルト、首位・阪神との対戦。チーム事情をよく知る関係者は「ここで勝ち越せば、十分上位を狙える。交流戦はビシエドが好調だったから勝ち越せたけど、いつまでも調子のいい状態が続くわけではない。これからは(高橋)周平や他の選手が打たないと」と打撃陣の奮起を期待する。

 一方で、あるOBは「(クライマックスシリーズ進出が難しくなった場合は)石川昂と根尾の三遊間を試せばいいんじゃないか」と早くも将来を見据えた布石に言及。このまま高橋周の調子が上がらなければ、そういった声がさらに強まることも予想される。

 チームの上位進出のため、そして何より自身のポジションを守るためにも、高橋周は打ちまくるしかない。

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