交流戦Vのオリックスが最終戦をサヨナラ勝ちで締めくくった。13日の広島戦(京セラドーム)は8―8で迎えた9回、二死満塁からT―岡田が右前にはじき返してサヨナラ勝利。開幕から22試合連続無失点を続けていたルーキー栗林の記録を断ち切った。

「失点していない、いい投手と思っていた。打った瞬間は抜けたと思って、ライトゴロにならないよう一生懸命走った。みんなの気持ちが打たせてくれた一本だと思う」と笑顔を見せた。
 
 引き分けを挟んで6連勝、12勝5敗1分けで交流戦を終え、首位・楽天に2ゲーム差に迫る3位。T―岡田は交流戦Vに「うれしいですけど、またリーグ戦が始まるし、本番というか厳しい戦いになる」と18日からの楽天戦を見据えた。