楽天・田中将大投手(32)が、阪神の怪物ルーキー・佐藤輝明内野手(22)に手痛い一発を浴びた。

 12日の阪神戦(楽天生命)1―2で迎えた6回二死。佐藤輝とこの日3度目の対戦を迎えた田中将はツーシーム(見逃し)、スプリット(空振り)の2球で追い込んだが、3球勝負に行った内角135キロスライダーを佐藤輝にうまくすくわれた。グングン伸びた打球は、阪神ファンで埋まる右翼スタンドに吸い込まれる16号ソロとなった。

 田中将が1試合2被弾されるのは4月17日の日本ハム戦(東京ドーム)、前回6月5日の広島戦(マツダ)に続き3度目となった。