ロッテ・佐々木朗“省エネ投法”で2勝目へ「一番効率のいい力の入れ方で投げられたら」

2021年06月10日 05時15分

練習をする佐々木朗(左)

 もう球速にはこだわらない!? 10日のヤクルト戦(ZOZOマリン)で今シーズン3度目の一軍マウンドに上がるロッテ・佐々木朗希投手(19)が新たな投球スタイルで今季2勝目を狙っている。

 佐々木朗は9日の試合前全体練習後に報道陣に対応。次戦について問われると「理想はゼロ(無失点で抑えること)だと思うので。ランナーを出しながらも粘り強く投げられれば」と話し、過去2戦でともに4失点を許した投球内容の改善に努めることを強調した。

 その改善の一環として本人が取り組んでいるのが「投球時の力の入れ具合」だと言う。プロデビュー戦だった16日の西武戦は5回を投げ切るのに107球を要した。プロ初勝利を挙げた先月27日の阪神戦も5回を投げ94球。球数制限があったとはいえ、5回までしかマウンドに立てず、球速も回が増すごとに減速した。これでは先発投手としての役割は十分果たせない。少ない球数で長いイニングを投げなければ勝利を呼び込むことも困難になる。そこで次戦は球速や剛球以上に体力温存や配分を重視。「省エネ投法」を試みながら勝利をたぐり寄せる構えだ。

「一番は投球内容がよかったら抑えられると思うので。あとは力感というか、長いイニングを投げるために一番効率のいい力の入れ方で投げられたらなあと思います。試合でやってみて、どういうのが良かったか、とかがあると思うので。試しながらやっていきたい」(佐々木朗)

 チームの先発陣は石川が今月に入り右ヒジ関節のクリーニング手術を受け離脱。シーズン開幕から先発や中継ぎで奮闘してきたルーキー・鈴木も5日に登録を抹消されコマ不足気味だ。自身の投球でチームの窮地を救えるか。令和の怪物にかかる期待は日に日に高まっている。

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