「平田や京田も二軍降格したのに」大不振の中日・根尾に強まる“風当り”

2021年06月10日 05時15分

二軍落ちのピンチ

 中日・根尾昂内野手(21)が二軍落ちのピンチに立たされている。

 7―3で快勝した9日の楽天戦(楽天生命)では2試合ぶりに「9番・右翼」で先発出場し、1四球を選んだが2打席ノーヒット。これで5月28日の日本ハム戦を最後に自己ワーストとなる21打席無安打となり、打率は1割7分4厘まで降下し、長いトンネルから抜け出せずにいる。

 球団OBは「このまま一軍で起用し続けるのはもう限界では。ドラゴンズの将来を背負って立つ男とあって、今季の首脳陣は育成させる方針である程度は成績に目をつぶってきたと思うが、これだけのチャンスをもらって1割8分を切ってしまう打率では正直、二軍で、もう一度鍛え直した方がいい」と指摘する。

 チーム関係者も「打撃不振に陥っていた主力の平田や不動のレギュラーだった京田までも特権をはく奪して二軍降格を決断したのに、根尾にここまで肩入れし過ぎるのは他の選手にとっても示しがつかない」と訴える。

 さらに好事魔多し。この日は4回の守備で太田の痛烈な打球にダイビングキャッチを試みた根尾だが、その際に左手首をひねってしまった。記録は右前打となり、そのままプレーを続行したが、6回の守備から武田と交代。与田監督は「大きなけがではないが、多少違和感があるということで打席には入れないように、無理させないようにした」と説明。その上で現時点で病院へ行く予定はないとしたが「今日の夜から明日にかけて腫れがどうなるか。様子を見て」と心配する。

 結果が出ないまま一軍に置く根尾への風当りは強まるばかりだが、そこに故障離脱の可能性も浮上するなど、まさに踏んだり蹴ったりの状態となっている。

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