巨人・吉川尚輝内野手(26)が、9日のオリックス戦(京セラ)の二塁守備でファインプレーを披露した。

 0―1の4回。安達が放った一二塁間への痛烈なゴロに、素早く反応した吉川はダッシュで打球をグラブに収めると、すぐに体勢を立て直して一塁に送球。しっかりとアウトにすると、一塁手の中島も納得の表情だ。

 打撃面では4回の2打席目に四球を選んで出塁。これがチーム全体を通じてこの日初めて出た走者で、相手先発・宮城の完全試合投球をひとまず阻止。ただ、6回まで「H」ランプを一度も点灯させられず、11三振を喫する展開で、依然としてノーヒットノーランの危機は続いている。