久々の先発起用に応えた。巨人の重信慎之介外野手(28)が4日の日本ハム戦(東京ドーム)に「1番・右翼」で先発出場し、7回に2号2ランを放った。

 4月22日の阪神戦(東京ドーム)以来、43日ぶりの先発起用となった重信だったが、5回まで3打数3三振と序盤は結果を残せず。

 それでも、3点リードの7回に鈴木健の2球目、130キロのスライダーを捉えると、打球は長い滞空時間を経て右翼スタンドギリギリに着弾。首脳陣の期待に応える一発を放ちベンチに戻ると、喜びを爆発させてナインと喜びを分かち合った。

 その後の守備に就く際に右翼スタンドのG党から大きな拍手が送られると、帽子を取って深々と頭を下げた。