巨人戦初登板はホロ苦結果も… 西武・内海がチーム内で絶賛されるワケ

2021年06月04日 05時15分

古巣相手に勝利とはならなかった内海だがチームの信頼は厚い

 西武・内海哲也投手(39)が3日の巨人戦(東京ドーム)に先発登板するも、2回5安打4四球3失点で降板。試合は引き分けだったが、慣れ親しんだ東京ドームでの今季初登板は苦い結果となってしまった。

 今季はイースタン7試合で4勝、防御率1・80と安定していたが、初回から制球が定まらず、二死から吉川に四球、岡本和の左翼線二塁打で二、三塁とされると中島にチェンジアップを中前打され先制を許す。

 続く2回も先頭の広岡に四球を与え、続く炭谷に初球を狙い打たれ1号2ランを被弾。2回4四球の制球難が3失点に結びついた。

 本人は「今日は何もないです。自分の思うようなピッチングができませんでした」とがっくりだったが、チーム内での内海の評判は決して悪いものではなく、西武二軍では内海がまさに未来のライオンズを担う若手の手本となっているという。

 朝の早い二軍のスケジュールの中で、内海の出勤時間は常にチーム一番乗り。片道約1時間半かかる神奈川の自宅から二軍施設に入るのが毎朝7時前後。そこから自分のルーティンを開始し、全体練習の始まる9時半には万全の準備が整えられている。

 関係者が「何事にも妥協しない姿勢と野球に対する取り組みには頭が下がる。もちろん若手にはいい影響しかない」というように若獅子の鑑(かがみ)となっている。

 またイースタンの試合では自身の登板試合で守備のつたない若手野手がポロポロ失策を連発しても感情的になることもなく「いいよ、慌てるな。大丈夫」と恐縮する若手を落ち着かせ、失策のあった回こそ、きっちりゼロで抑えるエースの投球を披露してきた。

 その投球を一軍で再現できなかったことは内海本人が一番残念だろうが、若手に見せている姿勢にさらなる説得力を持たせるためにも、次回登板では結果を出したいところだ。

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