【目撃】西武・山川穂高内野手(29)が思わぬ人物から声を掛けられ直立不動となった。

 3日の巨人戦(東京ドーム)前の出来事だった。山川が三塁ベンチ前に出てストレッチを始めようとしたところ、目の前でキャッチボールをしていた人物から「ナイスホームラン!」と前日2日の6号先制2ランをたたえられた。

「あ、どうも…」と目を向けた先にいたのはなんと、敵将・原辰徳監督(62)だった。

 それまで「60で肩がもう…」と言っていた原監督は相手の4番・山川とのトークセッションの起点を自然につくると、終始ニコニコしながら2人だけの会話を約2分ほど楽しんだ。

 思わぬ人から声を掛けられた山川の方は、後ろ手を組んだまま、ほぼ直立不動の姿勢で原監督の話を聞き漏らさないように拝聴していた。(6月3日、東京ドーム)