山口俊が巨人復帰へ メジャー昇格できず3Aサクラメント退団し帰国を表明

2021年06月03日 11時20分

山口の6月退団→巨人復帰の可能性を報じた5月30日付紙面

 米大リーグ、ジャイアンツ傘下3Aサクラメントの山口俊投手(33)が2日(日本時間3日)に自身のインスタグラムを更新し、退団と日本帰国を表明した。本紙既報(5月30日付)通り、契約時に6月の時点でメジャー昇格が果たせなかった場合は契約破棄できる条項を盛り込んでおり、それを行使する模様だ。退団後は日本球界復帰を目指すと見られ、移籍先は古巣巨人が最有力候補に挙がっている。

 山口は2019年オフに巨人からポスティングシステムを利用してブルージェイズと2年総額635万ドル(約6億9900万円)で契約。先発陣の一角を期待されたが、メジャー初登板から2試合連続で延長10回のタイブレークでマウンドに上がって2連敗といきなりつまずいた。結局、全て救援で17試合に登板して2勝4敗、防御率8・06に終わった。

 2年目の今年は雪辱を誓って渡米するもキャンプイン直前の2月12日(同13日)に自由契約となり、同20日(同21日)にジャイアンツとマイナー契約。オープン戦は4試合に登板して1勝、防御率1・50と好投したが開幕でのメジャー昇格は逃した。その後も機会はない。3Aではここまで5試合(先発4試合)に登板して3敗、防御率6・17。しかし、3試合で5回以上投げており、決してさびついてはいない。

 巨人の先発陣で開幕からローテーションを守っているのは左腕・高橋だけ。エース・菅野は右ヒジ違和感で離脱中、左腕・今村が二軍で再調整、畠は中継ぎに配置転換とコマ不足は深刻。そんなG投にとって実績と経験のある山口はうってつけの存在だ。実際、巨人は動向を追っており、正式に退団が決まれば即座にオファーするだろう。山口の決断が注目される。

関連タグ: