【ミズーリ州カンザスシティー14日(日本時間15日)発】米大リーグのア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦は、青木宣親外野手(32)が所属するロイヤルズがオリオールズに2—1と逆転勝利。対戦成績を3勝0敗として、1985年以来29年ぶりとなるワールドシリーズ進出に王手をかけた。

「2番・右翼」で先発出場した青木は、オ軍先発の元中日の左腕チェンに対し、2打席連続で凡退。しかし、1—1の6回、先頭で迎えた第3打席で中前打を放った。青木は代走を送られ交代したが、チームはこの後、一死一、三塁とチャンスを広げ、バトラーの左犠飛で逆転した。

 ワイルドカードのロ軍はポストシーズン初戦から無傷の7連勝。85年はワールドシリーズを制しており、この勢いのまま頂点まで駆け上がる。