中日のダヤン・ビシエド内野手(32)が3戦連続、札幌ドームで大暴れだ。30日の日本ハム戦(札幌)で本塁打を含む3打数2安打1打点の大活躍でチームを4―1の勝利に導いた。

 2回に左中間二塁打で出塁したビシエドは阿部の中前適時打で先制のホームを踏むと、4回には左翼席に2点目となる7号ソロを叩き込んだ。

「打てる球をとにかく待っているということで打席に入っている」というビシエドだが、この3連戦は10打数7安打2打点の打率7割、交流戦6試合でも22打数11安打4打点の5割と打ちまくっている。

「今週はチームにとっても自分にとってもいい週だった。来週もいい週になるといいね。チャンスにみんな必死にくらいついてチーム全体が盛り上がっている状態」という竜の主砲がさらに打ちまくれば、球団史上初の交流戦Vも見えてきそうだ。