阪神・梅野隆太郎捕手(29)が30日の西武戦(メットライフ)の5回に、今季1号となる勝ち越しの2ランを放った。

 山賊打線の根城・所沢でまたも壮絶な打撃戦となった。5―5と同点の5回二死一塁で打席に入った梅野は相手投手・與座の投じた4球目のスライダーを強振。白球は美しい放物線を描き、左翼ポール付近へ着弾する値千金の勝ち越し弾になった。

「良い形で捉えることができました。まだまだ展開的にもどうなるか分からないので、更に気を引き締めて頑張ります」と気を引き締めた梅野。荒れ気味なゲームを、扇の要として引き締め直せるか。