阪神・斎藤友貴哉投手(26)が29日の西武戦(メットライフ)の8回に、3番手として2戦連続の救援登板。打者3人を1安打無失点に抑え、存在感をアピールした。

 前夜の同戦でうれしいプロ初白星をゲットした背番号48は、この日も身上とする力強い直球を軸にした投球で、西武打線に対峙。1点差の緊迫した場面にも臆することなく強気の投球を貫いた。「大事な場面で自分の仕事を果たすことができた。次回は三者凡退でチームに勢いをつけられるような投球をしたい」(斎藤)

 チーム全体に疲労の色が見え隠れする中、今月中旬に一軍昇格したばかりのフレッシュ右腕の好投は頼もしい。虎ブルペンの一角として、優勝への〝ワンピース〟となれるか、期待が高まる。