西武・平良海馬投手(21)が29日の阪神戦(メットライフ)、1ー0の9回に5番手として登板。1回打者4人を無安打無失点1四球に抑え今季3セーブ目(1勝21ホールド)を挙げ、開幕からの連続無失点を26試合(25回2/3)とし2012年、岡島秀樹(ソフトバンク)がマークしたパ・リーグ記録に並んだ。

 9回、先頭の大山にいきなり四球を出しながらもサンズをカットボールで投ゴロ、続く佐藤輝をカットボール、カットボール、155キロストレートの三球三振、ロハス・ジュニアを左邪飛に打ち取り開幕からの連続無失点記録を26試合に伸ばした。

 お立ち台で平良は「普段9回に投げないので少し緊張しましたし、何とか抑えられてよかった。やはり9回を投げているピッチャーはすごい。(初の交流戦は)初対戦のバッターばかりなので難しいです。今年はずっとゼロで帰ってくることを目標にやっているのでこれを続けていきたい。もっとピッチャーで勝てる試合というのを頑張って作っていきたい」と初々しく語っていた。