抜群の安定感を見せている。広島のドラフト1位・栗林良吏投手(24)が28日のロッテ戦(ZOZOマリン)で10ー8の9回に登板。危なげなく三者凡退で切り抜け、自身の持つ新人のデビューから連続無失点試合の記録を19に更新した。

 ただ、初めて立ったというZOZOマリンスタジアム特有の風には苦戦した。栗林は「練習でみんなでマウンドに行ったんですけど、その時以上に(風が)あるように感じました」と明かした。それでもこの日で10セーブ目に到達した。

 ルーキー右腕は「2桁(セーブ)にいったので、セーブシチュエーションもそうですけど、これからもしっかりとチームの勝ちに貢献したい」と語った。ここまで大活躍の栗林だが「(自分が)思った以上ですね。出来すぎというか。この結果を続けられるように頑張りたい」と謙虚だった。