阪神の2年目・及川雅貴投手(20)が28日の西武戦(メットライフ)でプロ初登板を飾った。

 3番手・馬場が西武・中村の2ランなどで逆転を許し5―7で迎えた7回、一死で4番手として登板。いきなり本塁打王2度の5番・山川にストレートの四球、さらにこの日適時打を放っている呉に中前打を許し、一・三塁のピンチを招いてしまう。

 しかし、7番・スパンジェンバーグからプロ初奪三振。岸も遊ゴロに抑え、西武打線の勢いを食い止めた。

 横浜高校で甲子園に3度出場し、2019年のドラフトで3位指名され、阪神に入団。同1位の同僚・西純とヤクルト奥川、ロッテ佐々木朗とともに「高校ビッグ4」と並び称された左腕がプロの第一歩を歩み始めた。