西武の剛腕・平良海馬投手(21)が阪神・佐藤輝明内野手(22)との力勝負を制し、またも本塁を踏ませなかった。
平良は28日の阪神戦(メットライフ)、7―5と2点リードで迎えた8回に登板。中村の4号勝ち越し2ランで初めてリードを奪った展開でのマウンドとなったが、右腕は平常運転だった。
エース・高橋から2本塁打を放っていた先頭の佐藤輝をファウルで粘られながらも、153キロの直球で空振り三振。怪物ルーキーも簡単に抑えてみせた。後続もきっちり抑え三者凡退。強力虎打線に反撃のノロシを上げさせなかった。
平良はこれで開幕から25試合連続無失点。防御率0・00は継続となったが、試合は9回に平良の後を継いだギャレットが炎上し逆転を許している。