阪神・佐藤輝明内野手(22)が27日のロッテ戦(甲子園)に「6番・右翼」として先発出場し、注目の相手先発・佐々木朗希投手(19)から適時打をマークした。

 0―1の2回、注目の初対決は無死一、三塁という絶好の好機で訪れた。直球主体で虎の規格外ルーキーに挑んだ19歳右腕の投じた4球目152キロを、佐藤輝は逆方向の左前へ運ぶ技ありの一打。

「打ったのはストレート。速い真っすぐに対して、しっかり自分のスイングができたと思います。先制された後だったので、すぐに取り返すことができて良かったです」と3歳年上の〝先輩〟として貫禄を漂わせた。