ロッテの高卒2年目右腕・佐々木朗希投手(19)が27日の阪神戦(甲子園)にプロ2度目の先発登板。高校時代は立つことのかなわなかった聖地のマウンドで、初回を三者凡退に抑える上々の立ち上がりを披露した。

 直球の最速は154キロ。好調を持続する阪神の上位打線に直球主体の真っ向勝負を挑み、近本を左飛、中野を遊ゴロ、マルテを空振り三振に仕留めた。

 落ち着いたマウンドさばきを見せた背番号17。190センチ、85キロの恵まれた体格とダイナミックな投球フォームが、甲子園の美しい黒土の上で一段と映えた。