ソフトバンク・和田〝熱男流〟で3勝目「マッチが言うならやってみようと」

2021年05月23日 19時05分

黒のグラブで先発したソフトバンク・和田

 不惑の左腕がおよそ1か月ぶりとなる3勝目を挙げてチームを勝利に導いた。

 ソフトバンクが23日のオリックス戦(ペイペイ)に7―2で快勝。貯金7の首位で交流戦を迎えることになった。頼れるベテラン・和田毅投手(40)が気迫の投球を見せた。低めの直球の感触が良く、粘り強い投球で7回途中まで4安打1失点に抑えた。

 前回12日のロッテ戦(ペイペイ)から中10日空いての登板。直近3試合は4失点以上しており、今回の登板に向けて強い思いがあった。

「自分としては悔しい投球で、本当にチームに申し訳ないというか、迷惑をかけてばかりだった。(登板の)間隔を空けてもらえたという中で、頭も体も整理して今日の登板で結果を出すという気持ちで臨んだ。チームの勝ちにつながり良かった」と笑みを浮かべた。

〝熱男流〟の気分転換もいい方向に出た。この日の登板からグラブの色が赤から黒に変わった。前回登板後のこと。資料室でビデオを見ていると、松田から「和田さん、もうグローブの赤を変えましょうか。黒でいきましょうか。僕もバットの色、変えますんで」と声をかけられたという。

 10日の間にさまざまなグラブでキャッチボールをして、昨季まで使っていた黒のグラブを使用することにした。「マッチ(松田)が言うんだから変えてみようと。できることは全部して…。ワラにもすがる思いでやりました」。チームトップタイの3勝目につながり「これをいいきっかけにしていきたい」と、さらなる白星量産を誓った。

 いよいよ25日には交流戦が始まる。この日を最後にリリーフ陣の要・モイネロがチームを離れるが、先発陣と打線は上り調子になってきている。工藤監督は「今までと変わらずホークスの野球を貫いて、一戦必勝の強い思いを持って戦いたい」と力を込めた。

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