ロッテは23日、清田育宏外野手(35)との契約を解除したことを発表した。

 球団はホームページ上で「清田育宏選手をめぐる報道を受け、球団内で事実関係を確認した結果、同選手が無期限謹慎処分の解除直後に再び球団ルールに反する行動を行っていたこと等が判明しました。清田選手の度重なる不適切な行動及びチームに対する背信行為に鑑み、当球団としてはこれ以上清田選手との選手契約を維持することはできないと判断しました」と経緯を説明。23日付で清田との選手契約を解除した。

 また、球団は「今回の件に関しまして、日頃よりご声援をいただいているファンの皆さま、ご支援をいただいている関係者の皆さまの信頼を裏切る事態を招いてしまったことを深くお詫び申し上げます。当球団としては、再びこのような事態を招いてしまったことを非常に重く受け止め、改めて球団ルールの周知徹底を行うと共に、選手教育に尽力して参ります」ともつづった。

 清田は新型コロナ禍の昨年9月末、札幌遠征で球団ルールを破り不倫相手の女性と密会。その後、新型コロナに感染したが自らの行動を球団に報告せず隠蔽するなどしたことが後に発覚し今年1月に「無期限謹慎処分」を受けた。

 今月1日にその処分が解けたことを受け清田は「今後も反省の気持ちを忘れることなく、自分を律し、チームの勝利に貢献していきたい」と殊勝にコメントしていたが、それが口先だけの反省であったことが21日発売の写真誌「FRIDAY」で暴かれ、3度目の不倫騒動が報じられていた。