巨人の原辰徳監督(62)が22日、中日戦(バンテリン)で7回2失点の好投で4勝目を挙げたエンジェル・サンチェス投手(31)に合格点を与えた。

 指揮官は「要所要所、頑張って(抑えた)。調子そのものは上がり調子ではあると思っています」と右腕に最敬礼だった。特に原監督を喜ばせたのがサンチェスが7回をしっかりと締めたこと。「7回を投げ切ってくれたからね。6回何分の何じゃなくてね」とニンマリ。

 それもそのはず。先発が7回まで投げ切ったのは14日阪神戦(東京ドーム)の畠以来、6試合ぶりだった。サンチェスは「序盤の段階で援護をもらえると、自分としても少しリラックスできる。そういう意味では、いい投球につながったのかなと思います」と4勝目を振り返った。