田中将大 かつてのチームメート・美馬と一歩も譲らぬ投手戦で7回1失点 チームは敗れ首位転落

2021年05月22日 18時45分

投ゴロを処理する田中将。7回1失点の粘投だった

 楽天・田中将大投手(32)が、22日のロッテ戦(ZOZOマリン)に先発し、7回を投げ6安打1失点。2013年の楽天日本一のメンバーだった、ロッテ先発・美馬との投手戦となった。

 日本球界復帰後6試合目で初のハイ・クオリティー・スタート(7回以上を自責点2以内)をマークした田中将だったが、勝ち負けはつかず。試合は8回に勝ち越しを許した楽天が1―3で敗れた。

 初回から変化球を中心にストライクゾーンの高低、内外角の幅を目いっぱい使いながらの丁寧な投球。3回に二死からマーティン、中村奨の連続短長打で先制点を許したものの、田中将は勝負どころでコントロールの精度を一段上げ1―1で迎えた7回二死一、二塁のピンチでもマーティンを左邪飛に打ち取り、あと一本を許さなかった。

 試合後、田中将は「調子自体はよくなかった。よくない状態の中で何とか踏ん張れたのはよかった。あとは味方のいい守備に助けられて何とか踏ん張れたという感じです」と6回、レアードの浅い左飛を好捕した島内や、7回の一塁線への鋭い当たりに鋭く反応した内田の好守に感謝した。

 相手先発・美馬も7回5安打1失点と好投を見せたなか、状態がもうひとつでも試合をつくり、ロースコアゲームに持ち込める田中将の絶対値の高さはやはり群を抜いていた。

「(ストレートも)ほぼいい精度になってきている。あのくらいのピッチングはしてくれるピッチャーだと思っているので」と石井監督。その信頼感はますます高まっている。

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