巨人の原辰徳監督(62)が、自らマウンドに行ったギリギリ継投をジェスチャーで振り返った。

 投手戦となった21日の中日戦(バンテリン)で巨人は1―1の引き分け。9回裏に3投手を投入し二死満塁を無失点でしのいだ。二死二塁、打者・大島の場面では指揮官自らマウンドに行き、大江と申告敬遠の選択を確認した。 

 試合後、継投について聞かれた指揮官は「うん、そうですね」と答えると、おもむろに両手を広げて右足を前に、左足を後ろにする「綱渡りポーズ」を披露した。

 これまでも審判への両手を広げた「WHYポーズ」など、ジェスチャーの多彩さで知られる指揮官は「やっぱり1点でね、同点で引き分けるというのはやっぱり簡単ではないよね。もう少し打線がね、何とかというところはあるけどね」と4安打1得点と湿り気味の打線に注文を出した。