DeNAの新3・4番が躍動した。佐野恵太外野手(26)とタイラー・オースティン外野手(29)が21日ヤクルト戦(神宮)で1点リードの3回に2者連続の二塁打で追加点を奪った。

 18日の中日戦(横浜)で、三浦監督は定着していた3番オースティン、4番佐野の入れ替えを決断。佐野は筒香退団後では初めて4番を外れた。

 前の試合こそ不発に終わったが、新打順で挑む2戦目となったこの日は、3回二死から佐野がヤクルト先発・バンデンハーク相手に8球粘って末、右二塁打。続くオースティンは高めに浮いたカーブを左翼手の頭上を越える二塁打を放ち、佐野が2点目のホームを踏んだ。

 新4番のオースティンは「とにかくランナーをかえすつもりで打席に向かいました。ストライクゾーンにきたら強く振ろうと思っていたので自分のスイングができ良い結果に繋がって良かったです」とコメントした。