オリックスは20日、ブランドン・ディクソン投手(36)のウエーバー公示の申請手続きを行ったと発表した。ディクソンは家族と一緒に来日することを強く希望していたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、家族のビザ取得が困難となり、来日できない状態が続いていた。

 ディクソンは2013年に来日し、今季プレーしていれば球団の外国人投手としては最長となる9年目。順調なら今季中に国内FA権を取得し、来季からは念願の外国人枠を外れるはずだった。通算成績は215試合に登板し、49勝58敗、34セーブ、10ホールド、防御率は3・32。期間内に獲得を希望する球団がなければ移籍が成立し、希望球団がなければこのまま自由契約となる。