巨人・井納翔一投手(34)が19日の広島戦(東京ドーム)で、またもや手痛い一発を食らった。

 出番が巡ってきたのは4点を勝ち越されて1―5となり、なおも一死満塁の6回だ。4番手でマウンドに立ったが、鈴木誠に3球目の直球を右前へ運ばれてまず1失点。ここで踏みとどまれれば良かったが、続くクロンには初球のフォークが甘く入り、左中間スタンドの上段まで運ばれる致命的なグランドスラムに…。左翼手のウィーラー、中堅手の丸もただただはるか上空を飛んでいく打球を見送るしかなく、井納自身は結果的に4球で5点を献上してしまった格好だ。

 井納は救援投手として出場するのはこの日で4試合目。そのうち3試合で一発を浴びており、首脳陣の期待に応えられない日々が続いている。