阪神の新加入助っ人、メル・ロハス・ジュニア外野手(30)が18日のヤクルト戦(甲子園)に「6番・右翼」で先発出場。5回の第2打席で来日初安打となる1号ソロを放った。

 ここまで阪神の新外国人としては最長となるデビュー21打席連続無安打。苦しみに苦しみぬいた末、長いトンネルからついに抜け出した。5点ビハインドの5回一死無走者の場面で、相手右腕・サイスニードの投じた6球目の直球を強振。バックスクリーン左へ叩き込んだ。

 ダイヤモンドを一周し自軍ベンチへ引き揚げた背番号24は、ナインから祝福を受け安堵の表情。「サイスニード投手が勢いのある強いストレートを投げてきているから、それに合わせてしっかりスイングをすることができて良かったよ。打つことができてうれしいね」と球団を通じコメントした。