チャンスをしっかりと生かした。広島の林晃汰内野手(20)が18日の巨人戦(東京ドーム)に「7番・三塁」で先発出場。林はこの日、今年初めて一軍登録され、初出場だった。林の先発出場は2020年10月6日の阪神戦以来。

 3回先頭での第1打席では二ゴロに倒れたが、5回に見せた。先頭・鈴木誠が右越え二塁打で出塁し、坂倉の右前打などで一死一、三塁の得点圏で打席が回るとフルカウントで巨人・戸郷の149キロ直球を左前適時打とした。

 先制の適時打がプロ初打点となった林は「必死にいきました。ヒットになって良かったです」と笑顔を見せた。また5回一死一、三塁で林と同じくこの日、今年初めて一軍登録をされた宇草孔基外野手(24)の遊ゴロの間にもう1点を追加した。