巨人の岡本和真内野手(24)が16日の阪神戦(東京ドーム)に「4番・三塁」で先発出場し、2回に先制の9号ソロを放った。

 相手先発・アルカンタラの投じた初球を完ぺきにとらえて一直線でセンター方向へ。豪快な一発を叩き込んだGの主砲は「ストレートを力負けせずに打ち返すことができました。打てて、先制できて良かったです」と振り返った。この時点で打点はリーグトップの「35」。勝負強さは、さすがだ。

 この日は長嶋茂雄終身名誉監督(85)が来場。2回表終了時にはオーロラビジョンに映し出されて場内に紹介され、ファンから大歓声を浴びると手を挙げてしっかりと応えていた。

 レジェンドが見守る「伝統の一戦」で岡本和は巨人の4番として存在感を示した。