阪神のジェフリー・マルテ内野手(29)が14日、巨人戦(東京ドーム)の4回に8号ソロを放った。

 1点ビハインドの一死無走者の場面で打席に入ったマルテは、相手投手・畠の投じた3球目のストレートを迷いなく強振。高々と舞い上がった打球は、そのまま右中間スタンドへ一気に着弾した。

 ゲームを振り出しに戻すことに成功した背番号31は、ダイヤモンドを一周し自軍ベンチへ引き揚げると、すっかりおなじみとなったベンチパフォーマンス「ラパンパラ」を披露。チームのムードが一気に高まったのか、阪神はこの回、梅野の中前適時打で勝ち越しに成功した。

 マルテは「点を取られた後だったからすぐに取り返すことができてよかったね。この大事な一戦でラパンパラをすることができて、うれしいよ」と上機嫌でコメント。宿敵巨人相手に価値あるアーチとなった。