ヤクルトや巨人などで活躍し、独立リーグ・群馬ダイヤモンドペガサスに所属するアレックス・ラミレス外野手(39)が経営していたプエルトリコ料理店「エル・コキ レストランテ」(旧店名「ラミちゃんカフェ」)が今月14日、閉店したことが明らかになった。

 ベネズエラ出身のラミレスは夫人の母国であるプエルトリコ料理の店を2013年2月、六本木にオープン。夫人自ら厨房に立ち、ラミレス氏も頻繁に顔を出す同店は、日本に来ている中南米の選手など多くの球界関係者が訪れ社交場となっていた。

 ラミレスは昨年限りでDeNAを戦力外となり、今季は群馬ダイヤモンドペガサスに打撃コーチ兼任で所属。しかし、家族の病気療養などを理由に6月と9月の2回にわたり日本を離れた。NPB復帰を願っていたが、今季は声がかからなかった。

 同店のオープニングパーティーにはベネズエラ大使など多数のVIPが訪問。「飲食店をやりたい」という夫人の夢をかなえた形だったが、事業を軌道に乗せることはできなかった。