なかなか上向かない。広島は12日のヤクルト戦(神宮)に0―0で今季4度目の引き分け。先発の森下は何度も走者を抱えながらも7回無失点の粘投を見せたが、湿りがちの打線がこの日も援護できず、今季8度目の無得点に終わった。

 佐々岡監督は森下を「粘り強くゼロで抑えてくれた」と評価。一方でつながる気配を見せない打線には「辛抱強くやらないといけない。何かのきっかけで変わってくれればと思うんだけど。そのきっかけがなかなかね」と話した。