巨人・原監督 若林&吉川を称賛も〝マルオカ〟をチクリ「3番、4番が不発でも勝てた」

2021年05月11日 21時52分

坂本不在でも白星を手にした巨人・原監督だが…

 巨人は11日のDeNA戦(横浜)を4―2で制し、貯金を今季最多の8とした。

 ドラマは2―2の9回に待っていた。相手守護神の三嶋の前に先頭の5番・スモークが見逃し三振に倒れ、最後の攻撃もあとアウト2つ。ここで底力を発揮したのが若林晃弘内野手(27)と吉川尚輝内野手(26)だ。若林は甘く入ってきたフォークを右翼席へ運ぶ1号ソロで、まずは勝ち越しに成功。巨人ベンチの興奮も冷めやらぬなか、吉川は1ボールからの2球目を左中間スタンドへ叩き込み、土壇場で勝負を決めた。

 不動の遊撃手・坂本が右手親指の骨折で離脱。この日は背番号6の〝代役〟として遊撃でスタメン出場した吉川と二遊間コンビを結成した2人の連続弾で勝利をたぐり寄せた格好だ。

 試合後、原監督は「吉川にしても若林にしても、ウィーラーが(坂本)勇人の2番を埋めたという部分もね。非常にいいスタートが切れていると思いますね」とたたえた。

 その一方で、指揮官の矛先が向けられたのが、この日はともに4打数無安打に終わった中軸の丸と岡本和だった。原監督は「3番、4番が不発でも勝てるんだから大したもんだよ。これはやっぱり〝サポーターたち〟が頑張ったということでしょうな」と皮肉交じりにチクリ。

 特に4試合ぶりに打順を6番から3番に戻した丸については「だって何打点? 5打点くらいじゃない!? ホームランが3本?」とピシャリで「やっぱり本人もストレスがたまっているでしょう。これも栄養に変えないといけませんね」と注文をつけた。

 勝つには勝っても、さらなる高みを目指すのが原流でもある。坂本が不在の今だからこそ中軸の奮起が欠かせなくなりそうだ。

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