中日・木下拓哉捕手(29)が今季3号2ランを放った。

 11日の阪神戦(甲子園)に「6番・捕手」で先発出場。2―1の4回一死一塁で相手先発・西勇の初球141キロのシュートを強振すると、打球は大きな放物線を描き左中間スタンドへ飛び込む3号2ランとなった。2回に今季1号2ランを放った高橋周に続く一発攻勢をかけた。

 4月24日のヤクルト戦(神宮)以来、17日ぶりの一発。5番で前打者の高橋周が粘って四球で出塁していたこともあり「周平が良い感じで四球を取ってくれた。なので、初球から狙っていました。一発で仕留められて良かったです」と、してやったりの表情を浮かべた。