キャプテンよ、大丈夫か――。巨人の坂本勇人内野手(32)が9日のヤクルト戦(東京ドーム)で、6回の守備から途中交代となった。

 この日は「2番・遊撃」で出場し、5回に四球で出塁。捕手からのけん制に対し、坂本は右手から帰塁した。その際、右手親指を痛めたのか、手袋を外して確認していた。

 そのまま治療することなく、走者として残ると、三塁まで進んだが攻撃が終了。だが6回の守備からは代わって吉川が遊撃に入った。

 試合後、原監督は「まだ報告は入っていないんですけども。大事に至らなければいいなというふうに思っております」と説明。ここまで開幕から36試合に出場し、打率2割9分9厘、7本塁打、14打点とチームをけん引してきただけに、離脱となれば大きな痛手となる。