12残塁、主力2人が故障…ソフトバンクが痛すぎる完封負け 工藤監督「しっかり準備を」

2021年05月08日 19時35分

空振り三振に終わった甲斐(奥)はこの表情
空振り三振に終わった甲斐(奥)はこの表情

 踏んだり蹴ったりの敗戦となってしまった。ソフトバンクは8日の西武戦(ペイペイ)に0―2の完封負け。打線が再三の好機を生かしきれず、7回2失点と好投した先発・マルティネスに報いることができなかった。

 0―2で迎えた9回二死満塁、打席には主砲・柳田。1万7688人が詰めかけた祭典「タカガール♡デー」のクライマックスにはもってこいのシーンだった。だが、結果は遊ゴロで終戦…。試合を通して、重たいため息がペイペイドームを包んだ。

 序盤から好機はつくった。2回、4回、6回は「無死二塁」、7回と9回は「無死一、二塁」と実に5度「ノーアウトで得点圏」という場面が訪れた。最終的に12の「残塁」を記録し、スコアボードには9つの「0」が並んだ。工藤監督は試合後「執念というか、なんとかするぞという思いを持って戦うことが大事。今日のノーアウト二塁とかね…。(小久保)ヘッドとも話をしながらやっているが、そういう気持ちを出させるサインよりも、ある程度フリーに打たせる方がいいという話をしている。結果の責任は我々が取る。選手はしっかり準備をして入ることが大事」と努めて冷静に語り、前を向いた。

 今季ここまで本拠地での西武戦は5戦未勝利。そんな嫌な流れを断ち切れないどころか、投打で痛い離脱者も出てしまった。貴重なロングリリーフ要員で、ここまで10試合に登板して防御率0・00と好調だった高橋純が右手甲を骨折。さらに、この日の西武戦で主砲・グラシアルが右手薬指の剥離骨折などで戦線離脱が決定。開幕からいまいち波に乗れないチームに、暗いニュースが追い打ちをかける形となってしまった。

 シーズン序盤に迎えた正念場。王者の地力が試される。

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