今季からソフトバンクに加入したニック・マルティネス投手(30)が、8日の西武戦(ペイペイ)で初黒星を喫した。7回2失点と十分に先発の役割を果たしたが、打線の援護に恵まれなかった。

 初登板となった前回オリックス戦(京セラ)では6回無失点。2戦続けての好投に「(先制を許した)初回は少しコントロールがアバウトで、相手にうまく打たれてしまったが、2回以降は甲斐としっかりコミュニケーションを取りながらいい投球をすることができた」と冷静に振り返り「味方のいい守備に何度も助けてもらい、7回まで投げることができた」と仲間への感謝を忘れず、敗戦にも前を向いた。