中日・勝野昌慶投手(23)が打線の援護に恵まれず、自身初の3連勝を逃した。

 5日のDeNA戦(バンテリン)に先発し、6回まで7奪三振で4安打無失点と力投。ところが、7回に先頭の佐野に二塁打を浴びると、その後、味方の守備の乱れなどから二死満塁のピンチを招き、代打・桑原に痛恨の先制2点適時打を許して6回2/3で途中降板した。

 結局、2番手・谷元も2点適時打を浴びたことで7安打4失点で今季2敗目を喫した。3年目右腕は「粘りが足りなくて先制点を与えてしまい、申し訳ない」と肩を落としたが、与田監督は「十分よく投げてくれた。変化球でもストライクが取れて徐々によくなってきた」と投球内容には及第点を与えた。

 味方打線は散発5安打で無得点。ここまでチームトップの3勝をマークし、4月21日のDeNA戦(横浜)から連勝中で自身初の3連勝を狙っていた勝野だが、打線から見殺しにされた格好だ。