巨人の3年目左腕・高橋優貴投手(24)が4日の広島戦(マツダ)で7回1失点と好投も、援護に恵まれず1―1で引き分け。開幕5戦5勝でストップした。球団の日本人選手として1936年秋の沢村栄治以来、2人目となる開幕6戦6勝はならなかった。

 記録は止まったものの高橋は中5日で7回108球を投げ、失点は犠飛による1点のみ。防御率1・71とさらに成績を向上させた左腕は「(記録を)意識した中である程度、試合を作れたというのは今後の自信にしたい」と胸を張った。
 
 原監督も「本当に粘り強くね、ピッチャーの人、頑張ったと思いますね。両軍とも、ここというところはね。ナイスピッチングですね」と背番号47にうなずいた。
 
 現在、勝利数、防御率でセ投手2冠の高橋が、今後もチームのために勝利を積み重ねる。