中日・木下拓哉捕手(29)が1日の巨人戦(東京ドーム)で4回に先制適時打を放った。

 0―0で迎えた4回一死一、二塁の場面で木下拓は巨人先発・今村のフォークボールを左前へ運び、二走・高橋周が一気に生還。「当たりは良くなかったのですが、(高橋)周平がいいスタートを切ってくれたので何とか先制点が取れて良かったです」と笑顔を見せた。

 チーム打率、得点、本塁打ともリーグワーストの中日打線の中にあって「打てる捕手」木下拓の存在感は抜群。この日の先制タイムリーで11打点となった木下拓はチーム内の打点ランキングでビシエドに次ぐ2位となっている。