西武はロッテに敗れ再び借金生活 2回から1四球を挟み22打者連続アウトの拙攻響く

2021年04月29日 18時20分

浮かない表情の辻監督

 西武は29日のロッテ戦(メットライフ)に2―5で敗れこのカードを2勝1敗。再び借金1となった。

 初回に先発の伊藤翔が3四球にマーティンの先制2ランなど2安打が絡み4失点KO降板。その裏、中村の適時打などで2点を返したものの、これが最後まで尾を引き、このカード3連勝はならなかった。

 辻監督は「(伊藤の)精神的なものは本人しか分からないけど(先発は)違うんだろうね。前回もそうだったし、残念。(2番手・松本は)スピードも出ていたし、腕も振れていた。投げっぷりもよくなってきた」としながら2回、源田のバントヒット以降、若林の四球出塁を除いて22打者連続アウトと元気のなかった打線についてこう触れた。

「ウチの打線がいいわけではないから。(相手先発・岩下は)そんなにいいと思わなかったけれど、結局ブランドンにしても若林、山田もそう。対戦が初めてに近いわけだから。ローテーション投手に対して感覚的なものが分からないと難しい」

 ここまで続出してきた故障者の穴をカバーしてきた若手、中堅に目立ち始めてきたのが、相手チームの対策と初見の投手をどう攻略するかという〝レギュラーへの壁〟。ここまで28試合を消化して西武の総得点は日本ハムの85に次ぐリーグ・ワースト2位の93。1試合平均3・3得点の貧打に苦しんでいる。

 前日に二軍・DeNA戦(横須賀)で本塁打を放っているメヒアについて辻監督は「まだ体調が万全ではない」といい、ゴーサインは出せない状況。この日の同戦(平塚)に出場予定だった山川も雨天のため試合が流れ、まだまだ先を見通せない。

 今の西武のチーム状態で確実な勝利への道筋は1点をリードしていかに平良、ギャレット、増田の方程式につなげるかだけ。この9連戦を乗り切るのに先発陣の奮起は絶対条件になってくるのだが…。

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