阪神・大山悠輔内野手(26)が29日の中日戦(バンテリンD)で、5号3ランを含む4打数3安打4打点をマーク。6―2の勝利に大きく貢献した。

 チームは苦手・バンテリンドームでここまで2連敗。負ければ今季初の同一カード3連敗となるところだったが、責任感の塊のような虎の主砲が、嫌なムードを序盤から一掃した。

 初回には左前への先制適時打。3回には左中間席へ飛び込む5号3ランを放ち、チームに4点をプレゼント。背番号3は「(5号3ランは)どんどん積極的に振っていこうと思っていた。(ここ数試合)あまり点が取れていなかったので、3点取れたというのが大きかった」と会心の一打を振り返る。

「連敗はしていましたが、下を向いてやることはない。1年間やっていれば、いい時も悪い時もある。悪い時こそ全員で一丸になってやっていく。そうすることでいい流れも来ると思う」とした虎の主将は、早くも次戦へ目を向けた。